城南少年剣道会ホームページ

2016年10月8日土曜日

桜とトンボ

「剣道グッズの柄にトンボが多いのはなぜ?」と質問がありました。
・・・ということで今回は、その諸説を調べました。

武士たちが好んだ柄の名残っていうのが主な理由みたいです。
 桜 
   みなさんご存じの花です。
   強い春風に耐えるのに、その時がくれば一気に散る潔さ。
 
   一休さんの言葉に
    花は桜木 人は武士 柱は檜 魚は鯛 小袖はもみじ 花はみよし」
   とあり、一番なものを集めた言葉だそうです。



蜻蛉(トンボ)
  決して下がらず前に飛ぶ。
  獲物をつかんで飛ぶ勇壮な姿。
  別名:勝虫(かちむし、かっちゅう)と呼ばれる。

武将の鎧にもトンボの前立てがあります。
(利家とまつで、前田利家が身に付けてました)








「下がるな、前に出ろ」
「一気に打て」
先生の教えと親の期待がつまった柄かも・・・


最近は見ませんが、
この柄は「しょうぶ」です。

菖蒲=尚武(武道・武勇を重んじること)

と言うことで好まれたそうです。
(小学生のころ、十字架って思っていました)

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